モンシロチョウと青虫の卵

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朝、試験栽培中のブロッコリーやアレッタ(ケロッコ)の周りをモンシロチョウがひらひらと舞っていました。
それを見て、

「来たか・・・」

と自然と言葉が出てくるやすぐにモンシロチョウを追い払いました。

農業に携わるまではモンシロチョウが畑を舞っているのを見て牧歌的な気分に浸れていたのですが、もう今では「あー、卵産み付けられた」と思ってしまいます。

7月、8月の夏場にはあまり見かけなく蝶々も、涼しくなると活動が活発になってきます。

蝶を追い払ってから葉の裏を見てみると、

すぐに1個見っけ
葉の表にもたくさん
1枚の葉に何個も卵を発見
キスジノミハムシもいた
モンシロではないような青虫系の卵。こするとウニみたいに潰れた。
葉に潜り込んでいる虫さん
葉を巻いていらっしゃる。後で元どおりにしておきました。

卵は大きい葉っぱに産み付けられていることが多いのですが、中には新葉にも産み付けられていていました。
今は試験栽培で1畝程度の規模なので手で払いました。
2株ほど、卵や青虫をブロッコリーの芯の方へ落ちてしまい、この後どうなるか心配です。卵の段階では触らない方がよいかもしれませんね。

下の写真は、以前に青虫を取り漏らしてだいぶ食べられてしまったアレッタの葉っぱです。
この葉っぱの青虫を見つけたときはけっこうな大きさになっていました。

その大きい青虫さんを潰して1週間ほど経ちましたが、試しに裏返してみると、

もう新しい青虫さんがお食事中でした。
(ピントが合っていないのはご容赦ください)

葉物野菜は虫さんとのお付き合いが大変ですね。

Yuki-Izumi

Yuki-Izumi

松山⇒東京&千葉埼玉⇒松山など色々なところを渡り歩きながらまんのう町という田舎町に流れつきました。
流れ着いた先の義実家は20数年前まで古くからの専業農家でしたが、先代の急逝によりほぼ途絶。その状況でありながら細々とイチジクの樹は受け継がれていたところでした。
休耕地の活用を目指して令和3年度香川県立農業大学校技術研修科修了。
令和4年度よりイチジクと野菜の生産・出荷を開始しています。
農業大学校では本当に多くのことを学べ、特に農薬防除や衛生管理の分野は多くの時間をかけて学ぶことができました。
基本を大切にし、『農家自身が食べる農作物を食卓へ』お届けいたします。

過去には不動産鑑定・仲介、税理士事務所を経て、1級FP事務所を松山城の麓で経営し、並行して経理代行の仕事を営んできました。
いずれ農業と今までの経歴を絡めていけたらと考えています。

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