イチジクのご紹介

はじめに

当ファームでは、主に西洋イチジクを20品種以上育成しています。
はざまいちじくの品種「蓬莱柿」は義祖母の農園にてサポートしています。

西洋いちじくは2023年度より予約制の対面販売を開始できました。
今後も持続可能なご提供方法を模索してまいります。

以下に、はざまFigyyで育成・販売しているイチジクをご紹介します。

百種類以上あるといわれるイチジクの中から、厳選したイチジクたちです。我が子のようにかわいがって育てていますので、その成長過程をどうか暖かく見守っていただけますと幸いです。

なお、苗木は種苗業者から仕入れております。オークションやフリマサイトなど苗の出荷者がよくわからないところからは導入していません。
そして果実の品種名は苗木業者が表示していた名称を重視しています。

イチジクは品種によって違いがあるの?

果実のの違い

ざっくり分けて、イチジク、イチジク、赤系イチジクに分けています。
後で章を設けて詳しくご説明します。

果実の大きさの違い

果実が大きいイチジク、小さいイチジク、その中間のイチジクに分けられます。
小さいイチジクは産直コーナーに出しても売れ残ってしまいがちなので対面以外での販売が難しいですね。

口の割れ方の違い(果頂部)

イチジクといえば口が大きく割れた印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
この口(果頂部)の割れ方も品種によって異なってきます。

口の割れ方が大きいと雨に弱く、降雨の後は収穫が難しくなります。
日持ちにも影響し、商業栽培には口が割れない方が良いとされています。

なお、同じ品種でも水分量や気温などによって口の開き方が違ってきます。

ちなみに、イチジクを知ったばかりの頃の私は「お尻が割れている」と言って周囲に笑われてしまった経験があります。
こちらの地域では「口が割れる」と表現するそうです。
web上では「お尻が割れる」という表現の方が多いようですね。

果実が穫れる時期の違い

8月の上旬から穫れるイチジク、お盆過ぎから穫れるイチジク、9月の下旬頃から穫れるイチジクなどがあります(秋果)。

なお、はざまいちじく(蓬莱柿)はお盆の頃から穫れ始めるイチジクになります。
よって、量が確保できて出荷が安定するようになるのは8月20日過ぎ頃からになります。
その年の気温・降雨量等により時期が前後します。

果実が穫れるの違い

たくさん穫れ続けるイチジク、収穫量が少ないイチジク、その中間のイチジクがあります。
皆さまがスーパーなどの店内でみかけるイチジクはたくさん穫れる品種に該当するでしょう。
収穫量が少ないイチジクは採算がとれませんが、味が良さそうなものは本数を絞って育てています。

色違いのイチジクたち

黒イチジク

「はざまいちじくよりこっちの黒い方がおいしい!」

はざまいちじくをお買い求めいただいたお客様に、黒イチジクを試食いただいた際のご感想です。
(決して「はざまいちじく」が劣っているわけではなくて、個人の味覚によるご意見です)

黒イチジクはビオレ・ソリエスやヌアールド・カロンなど複数品種ありますが、どの品種も共通して香り高くて甘く、ほのかな酸味もあって、高いレベルでバランスがとれた味を楽しめます。

いったん黒イチジクのおいしさに魅せられたお客様は、黒イチジクをシーズンいっぱいリピートしたくなってしまうことでしょう。

白イチジク

ここでは小さめの白イチジクと大きめの白イチジクとに分けて言及いたします。

小さめの白イチジク

小さめの白イチジクは突き抜けた甘さが特徴です。

黒イチジクが風味を楽しみながら食すと表現するなら、こちらの白イチジクは甘さで幸せな気分に浸りながら食すと表現できるかもしれません。

黒イチジクのような香り高さが無い分、シンプルに強烈な甘みが脳内の味覚を直撃します。
味覚が発達途上の10代~20代の方や、甘いもの好きな方に好まれる傾向があると思います。
粒粒とした食感もありません。

特にグート・ディオールは風味もしっかりあって、とにかく美味しくて私は大好きです。
収穫量が少ないときは、「販売するくらいなら自分で食べてしまいたい」と葛藤しながらパック詰めしています。。

なお、これらの白イチジクは皮がとても薄くて、裂けながら成長するので完熟したときは果皮が傷だらけになっています。
そしてイチジクの中でも特に傷みの進行が早くて流通には乗せられない代物です。
稀少性の観点からみると、この小さい白イチジクこそ幻クラスでしょう。

大きめの白イチジク

白イチジクの中でも、ボリューム感のある品種となり、コナドリアやドリーミースイートが該当します。
バナーネを白に分類するなら、バナーネも入ってくるでしょう。アーティナは中間に位置するかもしれません。

小さめの白イチジクはほぼ黄色ですが、大きめの品種は青みがかっていて黄緑色に近いです。
味の方はそれぞれ違った風味を持っていて、甘みもしっかり感じられます。
色づく品種とは違った風味を味わえて味のバランスも良く美味しいので、コナドリアやドリーミースイートが穫れる日は嬉しくてテンションが上がります。

完熟しても色が変わらない(黄緑色のまま)ので収穫の見極めが難しい品種です。

赤系イチジク

白と黒以外のイチジクとして、強引にまとめました。
本来イチジクといえば赤~紫に色づく品種がメジャーだと思います。

色で分類すると赤系は幅広く、紹介しきれないのですが、様々な色味・風味を楽しませてもらえます。
イチジク好きの方は、様々なイチジクを楽しめるでしょう。

中でもロードスは鮮やかな赤い果肉が目を引き、酸味がしっかりしていて女性に人気の品種です。

どのイチジクが一番美味しいの?

人によって答えが異なります。(無難な答えですみません。)

黒イチジクが好きになった方、小ぶりの白イチジクがまた食べたいといらっしゃる方や、中には私が「この品種は人気出ないだろうなぁ」と感じていた幾つかの品種をお気に召された方もいらっしゃいます。

対面販売を通して感じていることは、召し上がる方のご年齢や性自認によっても好みの傾向が分かれるようです。

とはいえ、皆さま様々なイチジクの品種の違いを楽しみながら召し上がられています。
どのイチジクが自分にとって一番美味しいと感じたか、食べ比べをしながら見つけていかれるのがお勧めです。