いちじく直売所を出したいけれど・・・

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ナス大豊作と求人

ナスの大豊作につき人手が圧倒的に足りず、現場に出ずっぱりの和泉です。。
SNS含めwebメディアの更新がまったくできず、これを伝えたい、あれも伝えたいと下書きが増えるばかりでございます。。。
現場はスタッフに任せて経営者は経営戦略の構築に専念を!
というわけにもいかず、就農1年目の大変さを日々かみしめております。

そんな状態ですのでアルバイト・パートさんを常時募集しております。
ナスが終わっても秋冬野菜に移行しますので仕事がなくなる心配はございません。

先日入ったパートさんからは「え?この作業でこんなにもらえるんですか?」とのお言葉をいただきました。
昨今の最低賃金の上昇に伴いまして、(零細)農業経営者を志す新規就農者よりもパートタイムの方が農業で稼げる時代が来ているようです。
香川県内に関しましては、「ちょっと副収入を得たい」と思われる方は農業大学校の週1日コースへ通い、農業アルバイトを目指してみましょう。
零細農家は常に人手不足なので、仕事に困ることは無くなるでしょう。
 by1級FPより。

そしてそして、いま現在、当ファームのエースはなんと女子高生
10代の仕事の吸収力の高さに正直面喰っております。
わずか2か月足らずですべての業務を任せられる貴重な人材に育ってしまいました。

イチジクについてと課題

私が早春に植えたいちじく達も順調に生育中。
つい先日は、県の普及センターの方が「黒イチジクを見せてほしい」と来訪くださりました。
このビオレソリエスですが、実がつきにくいことで有名。当ファームでは1年目で実がついた枝とそうでない枝がありまして、その理由もはっきりしていたので、いずれ記事で触れてみたいと思います。

現在の羽間の状況ですが、老舗直売所は先週末に設営準備をなさっていらっしゃいました。
おそらく、イチジクが出荷できるようになり次第、開店なさると思います。
当方の義祖母のいちじく園では、早くも熟したイチジクが出てきています。
晴天に恵まれている今年は、もしかするとお盆前から販売できるようになるかもしれません。

私はまだ販売チャネルを持っておりませんので、今後の展望が開け次第、情報更新できたらと考えております。

なお私は野菜で認定新規就農者となっております関係で、どうしてもナスに全集中しなければならず、イチジクの販売構想になかなか手が回らないのが心苦しい限りです。

ナスの収穫・出荷作業を任せられるスタッフの育成と、イチジク販売・加工のための場所と人の確保。
これが当ファームの今後の課題となっております。

Yuki-Izumi

Yuki-Izumi

松山⇒東京&千葉埼玉⇒松山など色々なところを渡り歩きながらまんのう町という田舎町に流れつきました。
流れ着いた先の義実家は20数年前まで古くからの専業農家でしたが、先代の急逝によりほぼ途絶。その状況でありながら細々とイチジクの樹は受け継がれていたところでした。
休耕地の活用を目指して令和3年度香川県立農業大学校技術研修科修了。
令和4年度よりイチジクと野菜の生産・出荷を開始しています。
農業大学校では本当に多くのことを学べ、特に農薬防除や衛生管理の分野は多くの時間をかけて学ぶことができました。
基本を大切にし、『農家自身が食べる農作物を食卓へ』お届けいたします。

過去には不動産鑑定・仲介、税理士事務所を経て、1級FP事務所を松山城の麓で経営し、並行して経理代行の仕事を営んできました。
いずれ農業と今までの経歴を絡めていけたらと考えています。

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