イチゴジャムのような『イチジクジャム』できました

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今年のイチジクも収穫終期になっております。

10月前半から気温の低下によりイチジクの熟す速度もゆっくりとなり、収穫量もだいぶ少なくなっているようです。

また、実が熟しきらずに硬いまま穫ることになる実も多く、この時期は収穫量が少ないわりに食卓に回ってくるイチジクたちが増えてきます。

以前の記事でも触れましたが、我が家の食卓へは、イチジクの収穫最盛期の頃は熟しすぎてお店に並べられない『一番おいしいイチジク』が回ってくるのですが、今の収穫終期では色づきは良いけれど小ぶりで硬めのイチジクが回ってきます。

このようなイチジクは生食してもあまりおいしくありませんので、これまで試そうとして温めてきたイチジクジャムの作り方を実践してみました。

イチジクを一般的な調理法にて鍋で煮ると、薄い朱色・橙色のような色合いになってしまうことがあり、食欲をそそる面でイチゴやブルーベリーに劣ってしまうと感じています。

それを材料を変えないまま、煮かたを変えてみるとイチジクジャムの発色が良くなり、色鮮やかな赤となりました。

赤いいちじくジャム。実もゴロゴロ

ぱっと見だけではイチゴジャムかと思ってしまうほどの赤!
実もしっかり残っています。

食パンにのせると赤が映えます。

材料は羽間いちじくとレモン汁、砂糖のみ。
イチジクはペクチンが豊富といわれているので、今回はペクチンを入れませんでした。
市販のものに比べると少し柔らかいかなという印象です。
イチジクの皮は事前に剥いてから煮ています。

いずれ羽間いちじくのジャムを自分でも商品化できたらと考えておりまして、今回はその試作でもありました。

今後も甘さの調整を繰り返して羽間ファームならではのイチジクジャムを作り上げたいと考えています。

Yuki-Izumi

Yuki-Izumi

松山⇒東京&千葉埼玉⇒松山など色々なところを渡り歩きながらまんのう町という田舎町に流れつきました。
流れ着いた先の義実家は20数年前まで古くからの専業農家でしたが、先代の急逝によりほぼ途絶。その状況でありながら細々とイチジクの樹は受け継がれていたところでした。
休耕地の活用を目指して令和3年度香川県立農業大学校技術研修科修了。
令和4年度よりイチジクと野菜の生産・出荷を開始しています。
農業大学校では本当に多くのことを学べ、特に農薬防除や衛生管理の分野は多くの時間をかけて学ぶことができました。
基本を大切にし、『農家自身が食べる農作物を食卓へ』お届けいたします。

過去には不動産鑑定・仲介、税理士事務所を経て、1級FP事務所を松山城の麓で経営し、並行して経理代行の仕事を営んできました。
いずれ農業と今までの経歴を絡めていけたらと考えています。

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