羽間は朝晩の寒暖差が大きい

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私がまんのう町羽間地区で生活をするようになった時期は年度初めの4月からです。
この春から初夏にかけての期間、私は羽間の洗礼を受けることになります。

それは何かというと、夜暖かくても朝は冷え込んで寒いという気候によって体調を崩すことになってしまったのです。

4月から5月は「遅霜が降りる」という言葉があるようにイメージしやすいかもしれませんが、こちらは6月まで冷え込みます。
家の人も、

6月は夜暑いからといって半袖になって布団もかけずに寝ると朝の冷え込みで風邪を引いてしまう

というほど、この羽間という地域は朝の冷え込みがすごいです。
私は都市部がメインではありますが色々な場所に住んできましたが、こんな大きな寒暖差は経験したことがなく、最初は驚いてばかりでした。

「夜あんなに暑かったのに、朝はこんなに冷え込むの??」

という感じです。

7月、8月になっても、夜は涼しい風が家の中に吹きこんできます。
夜の涼しい風は爽やかで心地良く感じます。

ですからこの地域には夜はエアコンはつけないという人は珍しくありません。
まぁ、窓を開けっぱなしだと夜中、バイパスからのバイク族さんの爆音で眠れないという別の問題があると思いますが。。

また、『風』といえば、羽間は風がけっこうある地域だなと感じております。このことについては別の機会に触れたいと思っています。

そして、なぜこのブログで朝晩の寒暖差について触れているのかといいますと、この寒暖差、特に夜温の低下が羽間イチジクのおいしさに関係があると考えるからです。

全国的にみて果物に限らず野菜の分野でも、寒暖差の大きな地域でできる作物は甘くて、何かしらの特産地になっている傾向があります。

これには科学的(農学)な理由がきちんとありまして、農業の学校に通えば必ず学ぶ内容であるかと思います。

近いうちにこの羽間の寒暖差が、おいしいイチジクを生み出すというお話をしたいと考えております。

追伸:初夏の冷え込みで体調を崩した経験を生かして、今の9月下旬は、夜が多少暑くても窓を閉めて寝るようにしています。
みなさまも体調を崩されぬようご自愛ください。

Yuki-Izumi

Yuki-Izumi

松山⇒東京&千葉埼玉⇒松山など色々なところを渡り歩きながらまんのう町という田舎町に流れつきました。
流れ着いた先の義実家は20数年前まで古くからの専業農家でしたが、先代の急逝によりほぼ途絶。その状況でありながら細々とイチジクの樹は受け継がれていたところでした。
休耕地の活用を目指して令和3年度香川県立農業大学校技術研修科修了。
令和4年度よりイチジクと野菜の生産・出荷を開始しています。
農業大学校では本当に多くのことを学べ、特に農薬防除や衛生管理の分野は多くの時間をかけて学ぶことができました。
基本を大切にし、『農家自身が食べる農作物を食卓へ』お届けいたします。

過去には不動産鑑定・仲介、税理士事務所を経て、1級FP事務所を松山城の麓で経営し、並行して経理代行の仕事を営んできました。
いずれ農業と今までの経歴を絡めていけたらと考えています。

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