『いちじく』はいつから買える?はざまFiggyの収穫開始と販売時期をご紹介

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プロローグ

ゆき

ゆき

社長、最近ひまわりと私の構図、多いですね。気に入っているんですか?

まんのう町といえば『ひまわり』ですから、良い感じの絵ができないか色々と思案しているところです。

いちじくの絵もそのうち描けたらいいですね。

まぁひまわりの絵があれば、いちじくは夏から採れるものというイメージにつながって良いかもしれませんね。

ちょっとひまわりの方が早いけど。。

ところで社長、最近「いちじくはいつから購入できますか?」というお問い合わせが多いですね!

2年前に出荷時期についての記事をアップしていたみたいですけど、改めて説明をお願いします!!

露地いちじくの販売時期

『はざまいちじく(蓬莱柿)』と西洋いちじくに分けて記述いたします。

露地もの『はざまいちじく』が買える時期

香川県民の夏の風物詩(?)露地の『はざまいちじく』は早い年であれば8月12日頃に直売所に並び始めます。
スーパー店頭には、もう少し遅くなって8/15日を過ぎた頃から並び始めることと思います。

といいいますのも、露地いちじくの収穫ができ始めるのは8月10日頃なのですが、最初は1日に数個というレベルなので直売所ならちょっと出してみるかなという程度から始まります。

この日程でいくと、8/12頃から直売所に並び始めるようになります。
ここでいう「直売所」とは、自家直売所もしくは小売店の産直コーナーをいいます。

市場流通に乗るのはもう少し量が確保できてからとなりまして、8/15出荷のはざまいちじくが8/16早朝のセリの後、地元スーパー店頭に並ぶというスケジュール感になるかと思います。

収穫の終わりは、その年の気温によりますが10月中下旬まで、年によっては11月上旬までとなります。
ただ、朝晩の気温が下がる10月に入ると収穫量が減ってきて、一時的に冷え込んだ日の後はほとんど穫れない期間も出てきますので、安定していちじくが供給されるのは9月いっぱいと考えていた方がよいでしょう。

ちなみに、露地ものでも7月くらいから店頭に並んでいるいちじくを産直で見かけることがあるかもしれませんが、それは前年の枝先に実る夏果、「はなのいちじく」とこの地域では呼ばれている果実の場合があります。
夏果は早く穫れるのですが、食味はお盆以降に穫れる秋果には及びません。
夏果のいちじくはサラダなど料理の具材に使用するのがよいと思います。

西洋いちじくが買える時期

はざまFiggyでは西洋いちじくをたくさん栽培しています。
20品種以上植えていますので、早い品種だと7月の下旬から穫れ始めます。数量が揃い次第お付き合いのある直売所へ出荷する予定です。

配送効率を考慮しながらの不定期出荷となりますので、SNSで出荷情報を告知していく予定です。

シーズン中は早生品種のロンドボルドーやモントファベットに始まり、晩生のビオレソリエスまで、時期によってラインナップが変わってきます。

はざまFiggy拠点での直売は、Googleマップピン近傍にて軒先販売をしてきておりますが、秋野菜の植え付け作業が入る関係で不定期となります。
他作物の生育状況を見ながら、栽培に支障の出ない範囲で直売を実施いたします。
直売の無い日は、お付き合いのある産地直売所へ出荷します。

西洋いちじくの収穫終わりは晩生の品種で10月末~11月上旬くらいまでとなります。
こちらも10月に入ってからはぐっと収穫量が減って供給が不安定になってきます。

ハウスいちじくの流通開始時期

はざまFiggyではハウスいちじくは育てていないので出荷はありませんが、よく質問を受けるので触れておきます。

ハウスいちじく(無加温)は露地ものより1か月程度早く収穫が始まります。
はざまの辺りであれば、例年7月20日頃からハウスいちじくの出荷が始まります。


いちじく農家さんではお盆の仏壇に「初物のいちじく」を供えるなんていうお話を聞いたりします。

お盆の頃に初物の『はざまいちじく』が出てくると覚えたらいいですね♪

いちじくの終わりは寒くなってくる11月初め頃まで。そうえいばシーズン最後の方は長袖で収穫していましたよね。

Yuki-Izumi

Yuki-Izumi

松山⇒東京&千葉埼玉⇒松山など色々なところを渡り歩きながらまんのう町という田舎町に流れつきました。
流れ着いた先の義実家は20数年前まで古くからの専業農家でしたが、先代の急逝によりほぼ途絶。その状況でありながら細々とイチジクの樹は受け継がれていたところでした。
休耕地の活用を目指して令和3年度香川県立農業大学校技術研修科修了。
令和4年度よりイチジクと野菜の生産・出荷を開始しています。
農業大学校では本当に多くのことを学べ、特に農薬防除や衛生管理の分野は多くの時間をかけて学ぶことができました。
基本を大切にし、『農家自身が食べる農作物を食卓へ』お届けいたします。

過去には不動産鑑定・仲介、税理士事務所を経て、1級FP事務所を松山城の麓で経営し、並行して経理代行の仕事を営んできました。
いずれ農業と今までの経歴を絡めていけたらと考えています。

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